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TSファイン・ミリング工法の効果

1.高架橋道路での切削作業騒音の低減

(1)高架橋道路での切削作業騒音の測定方法

高架橋での舗装修繕時の騒音測定を以下に示す箇所で測定をしました。

切削作業騒音の測定場所の図   高架橋道路での切削作業騒音の測定状況(名古屋高速にて)
高架橋道路での切削作業騒音の測定状況
(名古屋高速にて)

(2)高架橋道路の舗装修繕時の作業騒音(L5)測定結果

高架橋における舗装修繕時の作業の中で路面切削は、切削時に舗装と床版を振動させるために大きな騒音が発生しますが、TSファイン・ミリング工法はその騒音を低減することができます。

高架橋道路の舗装修繕時の作業騒音(L5)測定結果のグラフ
官民境界での作業騒音(L5)測定結果

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(3) 高架橋道路の舗装切削時の作業騒音(L5)測定結果例

TSファイン・ミリング工法は、舗装の除去振動を抑えることから、特に高架橋の下での騒音を低減することができます。

高架橋道路の舗装切削時の作業騒音(L5)測定結果例のグラフ

2.切削路面形状の改善

(1)アスファルト切削路面の性状例

TSファイン・ミリング工法は、舗装切削時の路面性状が一般の切削路面より著しく向上し、切削面での交通開放においても走行車両(特に2輪車)のハンドリングへの影響が少なく、またすべり抵抗性の向上にもつながり、通行車両の安全性が高まります。

項目 TS
ファイン・
ミリング
通常の切削工 参考
平坦性(σ,mm) 2.18 3.37 新設:
2.4以下
路面きめ深さ 砂拡大器
(mm)
1.65
1.52
2.91
2.70
横断方向
縦断方向
MTM (mm) 0.54 1.12 密粒:
0.35程度
排水性(13):
0.85程度
レーザー
表面形状(mm)
横断凹凸偏差 0.87 1.69 密粒:
0.35程度
排水性(13):
1.6程度
縦断凹凸偏差 1.06 1.95
すべり抵抗 DFテスター 0.72 - 排水性(13):
0.35〜0.5程度

(2)切削路面の排水性能

一般的な切削機を用いた切削路面では、水が1m流れるのに1分以上を要しますが、TSファイン・ミリング工法の場合では、凹凸が少なく5倍程度の排水速さに向上します。

切削路面の排水性能測定の様子
切削機種別 切削面での排水速さ
(m/分)
排水性舗装後の排水速さ
(m/分)
TSファイン・ミリング 4.03 0.53
通常の切削機 0.86 0.12

(3)コンクリート表面形状例

TSファイン・ミリング工法の切削面の凹凸量は、ショットブラストの凹凸量とほとんど遜色ない平滑性を確保できます。そのため、切削面上に舗装を行う場合、舗装の品質が向上します。

施工機械 型取りゲージ最大値(mm)
通常の切削機 5.3
TSファイン・ミリング 3.8
ショットブラスト 30kg/u 3.2
ショットブラスト 50kg/u 3.9
ショットブラスト 100kg/u 5.7

3.コンクリート舗装の機能回復

TSファイン・ミリング工法により、すべり抵抗性が低下したコンクリート舗装を表面処理することで、新設時と同程度まですべり抵抗性を回復できます。

動的摩擦係数測定結果のグラフ
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